就職して
結婚して
生命保険に入り
子供を授かり
家を建てた
自分が死んでも家族が経済的に困らない状況を作った…
そうすると幸せになれると思っていた…
家族にも幸せになってもらえるものと思っていた…
そんな時の妻からのちょっとした心無い一言。
「うざい」
その時私は、強烈な「自己無価値感」に襲われました。
自分がしんだら家のローンはなくなるし、家は残るし、生命保険もおりて経済的にも成り立つ。
自分がしんでも、家族は困らない。
自分はこの世に存在しなくても…
いや、むしろ自分が存在しない方が世の中のためなのでは?
そう思うと、とめどもなく涙が流れました。
でも、しぬのは怖かった。
※ ※ ※
幸い、私はそこで踏み止まれました。
仕事にも行けたし、
とどまって、心について学び、幸せな今がある。
生きていて本当に良かった、と思っています。
頑張って勉強していい学校に行けば幸せになれる…
いい会社、安定した仕事に就けば幸せになれる…
結婚すれば幸せになれる…
子供を授かれば幸せになれる…
家を建てれば幸せになれる…
しんでも家族が困らないように生命保険に加入するべき…
そんな価値観に沿って生きてきた結果が、上記のとおりです。
常識的な価値観に従って生きても行き詰ります。
誰かのために生きても行き詰ります。
自分のために生きる。
まず自分を満たす。
何かに依存した幸せではなく、自分自身をまず満たし、あふれ出たものを分かち合う。
自分が幸せになる結果として、周りの人にも幸せをもたらすことができる。
それをせずに、誰かの都合の良い価値観に沿って誰かのために生きても、最初はうまくいったように思えるかもしれませんが、いつか必ず行き詰ります。
いつか起こることは、必ず起こります。
起こってから気付いても遅くはありませんが、できればその前に気付きたいものです。
今辛い思いを抱いている方の参考になれば幸いです。
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