これだけは避けて!~自己否定の悪循環~

今回は、鬱や内臓疾患や体の痛みや頭痛やめまいにもつながる、「自己否定の悪循環」について、お伝えします。

体や心の不調を持っている方には、ぜひ知っていただきたい内容です。

失敗した時に「自分ってダメだな~」なんて思ったりする人は多いと思います。

このように、私たちはついつい「自己否定」しちゃうんですよね。

ても、「自己否定の悪循環」に入ってしまうと、危険です。

マジで、これだけは止めてください。

つまり、自己否定してしまうのは仕方ないとして、悪循環に入っているに気付いて食い止めるということです。

自己否定は私たちにとって最大のストレスになります。

なので、まずはストレスについてお伝えします。

ストレスが悪いわけじゃなく、むしろストレスは私たちの人生を豊かにしてくれるものであり、その捉え方を変えることで成長につながるんです、ということについては以下の記事を参考にしてください。

【ご参考】ストレスの正しい理解についてはこちらをご覧ください。

ストレス生成の悪循環

上記の記事でのべているとおり、「ストレスが悪い」という古い常識は間違いです。

「ストレス対策を適切にしないから害を及ぼす」というのが真実です。

「ストレスは害になる」と考えていると…

  • ストレスに向き合おうとせず、ストレスの原因についてなるべく考えないようにする
  • ストレスの原因に対処しようとせず、ストレスを紛らわそうとする
  • ストレスを紛らわすために、酒や買い物やギャンブルや恋愛などに逃げたり、依存したりする
  • ストレスの原因となっている人間関係や役割や目標に対して、努力したり、意識を向けたりするのを止める

要するに、現実逃避する。

それが、悪循環となり、疲労が促進され、自制心が低下し、自己破壊的な気晴らしでごまかし、充実感や人生に対する満足度・幸福感が著しく低下し、孤立してしまいます。

これが、「ストレスを悪いものとして、避けることによっておこる『ストレス生成の悪循環』」です。

現実逃避していると、ストレスの元となっている問題がいつまで経っても解決せずに、大きくなって自分に降りかかってくるんですね。

ストレスに向き合えないのは、その方法を知らないのと、自分にはその力が無いという自己無価値感(自己否定)が潜んでいます。

自己否定の悪循環

「ストレス」は外からくるものばかりではありません。

実はストレスは自ら作り出してもいて、それなのに私たちはそのことになかなか気付けません。

それが「自己否定」です。

ストレスは生存を脅かされた時の反応です。

だから他者から自分の存在を否定されたらストレスになります。

それを自分でやっちゃってるんですね。

自分で自分を否定して反論する人がいないんですから、最大のストレスになります。

自己否定は誰でもついついやってしまいますので、知らず知らずのうちに大きなストレスがかかってしまいます。。

自分で自分を否定したり、責めたり、批判したり、反省したり、というのを無意識的にやってしまったり、良かれと思ってやっていたりしませんか?

「迷惑をかける自分はダメだ」

「また失敗した、なんてダメなんだ」

「自分はダメ人間だ」

みたいに。

すると、

失敗した

自分を責める(自己否定)

自己否定が最大のストレス

ストレスにより自制心が低下

なおさら適切な行動がとれなくなる

できない

自分を責める

悪循環

また、私たちは様々な性格を複合的に併せ持っています。

つまり、人の性格はコロコロ変わります。

・飲酒
・寝不足
・ストレス
・プレッシャー

そんな時に、他人の嫌な側面が見えることもありますよね?

それが「本性」だ
っていう見方をする人もいるけど、

「誰しもそういう側面があるよね~」
くらいに捉えるくらいが
ちょうどいい。

自分に対してもそう。

嫌な側面が出てしまった時に、
「自分はダメだ」

自己否定するとどうなるか?

当然、悪循環が発動します。

ストレスで嫌な側面が出る

自己否定

自己否定は最大のストレスになる

自制心が低下

嫌な側面が出やすくなる

自己否定

(以下、悪循環)

自己否定はホント、
何も生み出しませんので、
自分には優しくしてくださいね。

ちなみに、
自分や他人の悪い側面を「あれが本性だ」と決めつけると、

そういう側面ばかり目に付くようになって、
思い込みが強化されます。

いずれにしても、
決めつけや否定は良い結果をもたらしません。

自己否定の悪循環をとめる

このように、

・ストレス生成の悪循環(ストレスを避けようとすることによる悪循環)

・自己否定の悪循環(自分を責めたり、自分の嫌な側面を否定することによる悪循環)

についついなってしまっていることに気付きましょう。

いじれも、その底に「自己否定」があります。

自己否定は本能的な心の働きなので、「自己否定をしてはいけない」と思ってしまうと、心理的リアクタンスが働いて、こじれてしまいます。

※心理的リアクタンスについてはこちら!

自己否定はついついしてしまうもの。

自己否定しちゃいけない、んじゃなくて、

自己否定のもとになっているもの

「〇〇な自分はダメだ」という「前提」が間違っている、ということに気付いてくださいね。

おススメの前提は、

何をしてもしなくても
何ができてもできなくても
他人がどう思おうとも
自分はかけがえのないこの世で唯一の価値ある存在

ということ。

そして、
どんな些細なことでもできた自分を認める。

できない時があっても、
またやればいいんです。

そして、
できた自分を認める。

また、
これまで乗り越えてきた多くのことを思い起こす。

そして、
乗り越えてきた自分を認める。

過去と現在の自分を認めて、未来の自分を「選択」してく。

自己を否定するところは何一つありません。

それでも「自分を責めてしまって苦しいんです」「自己否定の悪循環から抜けられません」という人も多いと思います。

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