依存と自立と愛の関係とは?

  • 頑張っているのになかなか結果が伴わない。
  • 欠点だらけの自分のことが嫌い
  • すぐに落ち込む
  • どうしても許せない人がいる。
  • 生きがいを見いだせない。
  • 他人といても孤独で寂しい
  • そして、日々生きるのが辛いと感じている。

このブログではそんなあなたに向けて

「あなたが幸せになるために必要なたったひとつのこと」をお伝えします。

そして、あなたが自ら人生を切り開き
愛と豊かさと幸せを手に入れてもらうために、

寄り添って共に進みます。

自立している人の基準

それでは、本題です。

依存しているか、自立しているか。

あの人自立しているよね、とか、自分は自立している、と考える基準はなんでしょう?

一つの基準として、経済的に自立しているかどうか、というのがあります。

自立した親と依存する子供。

自立した夫と依存する専業主婦の妻。

自立した女性とそれに依存するヒモの男。

そのような構図ですね。

しかし、心理学的に考えると、依存が単独で存在することはあまりありません。

つまり、自立していると思い込んでいる側も、実は、依存されている相手に依存しているのです。

これを「共依存」といいます。

自立の定義

心理的な依存と自立を定義しておきます。

依存とは
「自分の価値判断を相手に委ねる。もしくは相手との関係性の中でなければ価値を判断できない状態」

自立とは
「自分の価値判断を相手に委ねることなく、自分で自分の価値を認められる状態」

依存状態であれば、誰かに愛されたり必要とされなければ自分には価値が無いので、相手に執着してしまいます。

自立状態であれば、自分で自分の価値を認められるから、相手の価値判断からは自由です。

分かりやすい例として、引きこもりの子供とその両親の場合を見ていきましょう。

引きこもりの子供が両親に依存しているのは分かりますね。

分かりづらいのは両親がどのように子供に依存しているのか、というところです。

両親が子供にどのように依存しているのかというと、

  • 子供から必要とされることで自分の価値を認めようとしている
  • ろくでなしの子供を育てている献身的な親という周りの評価
  • 子供について愚痴や文句を言うことで自分を保っている
  • 「子供が問題だ」ということにすることで、夫婦間の問題に直面しなくて済む
  • 子供のせいで不幸だ、ということにして現状を正当化する(努力しなくてもいい)

などが挙げられます。

これが「共依存」の構造です。

親も精神的に自立していれば、甘やかすのではなく、真に子供に必要なこと(=子供の自立)を促すための努力をするはずなのです。

それをしないということは、親も心理的に子供に依存している(=子離れできてない)ということに他ならないのです。


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