何かやったら、
「やってよかった~」とか、
「これだけできた!」と
成果を実感したいですよね?
そうじゃなくて、
「やらなきゃよかった」とガッカリしたり、
「これやって意味あるの?」と疑問を持ったり、
「こんなはずじゃなかったのに」と不満を持ったり、
していたら、
やる気が無くなって続かなくなってしまいますし、
成果にもつながりません。
確実に成果を得るためには、
どうしたらいいんでしょう?
成果は「得たい結果」ともいえるし、
「思わず得た良い結果」も成果に含むかもしれません。
成果って、
仕事や勉強だけじゃありません。
ダイエットでも趣味でも恋愛でも家事でも旅行でも、
成果を得るって大事ですよね?
トップアスリートのように、
「やる」と決めたら
どんどん成果を出せる人もいる一方で、
「やらなきゃいけないのに」
「やりたいとは思っているのに」
なかなか成果が出ない…
という人も多いのではないでしょうか?
成果を得るためには、
「目標を明確にしましょう」とか、
「モチベーションを高めるために理想の状態をイメージしましょう」とか、
色々言われてますが、それでうまくいく人は一握りです。
なぜなら、
目標から逆算して行動に移せるのは
「自制心の高い人」だけだし、
モチベーションに至っては、
「高まったものは必ず下がる」からです。
それでうまくいっていれば、
何の問題もありませんが、
うまくいかないのであれば、
別の方法を取り入れた方がよさそうです。
それなのに、
思ったように成果が得られなかったり、
行動できなかったりして、
「もっと頑張んなきゃ」とか
「できない自分はダメだ」とか、
「気合いが足りない」とか、
自分を責めたり、
もっと頑張ろうとしたりします。
でも、
そういうのは逆効果です。
自己否定は悪循環になるし、
気合いや根性でやろうとすると結果的に燃え尽きます。
【ご参考】自己否定の悪循環についてはこちら
【ご参考】燃え尽きのメカニズムについてはこちらをご覧ください
じゃあ、どうすればいいのか?
じゃあ、
どうすればいいんでしょう?
やることは「とてもシンプル」です。
必要な手順を、
バカバカしいくらい
「細かく」「具体的に」
書き出していく。
できれば、
紙に手書きで書き出すのが良いでしょう。
そして、最初の一歩を決める。
「これだけ」です。
例えば、分かりやすく
「志望校に合格する」という成果を得たい場合を考えてみましょう。
必要な手順(例)
・受験に必要な手続きを調べる
・合格に必要な科目を調べる
・科目別の勉強内容 〃
・科目別の目標点数 〃
・目標点数に到達するための手段(参考書・予備校など)
・問題を解く
・問題を解くための知識を得る
・ノートに書く
・教科書を読む
・教科書を開く
・机の前に座る
みたいに、
ザックリでもいいので、
書き出してみてください。
これは、
完璧じゃなくていいです。
後から追記したり、
終わったことや不要なことは削除したり、
して使ってください。
そして、
「最初の一歩を決める」です。
勉強であれば、
教科書を開く、1ページだけ読む。
片付けであれば、
1分間だけ、一つだけ、片付ける。
何でもいいですが、
ハードルは極力下げて、
面倒くさくても、疲れていてもできるような
「最初の一歩」を決めてください。
そして、「やる」。
ここにモチベーションは必要ありません。
だって、
面倒くさくても、疲れていてもできること、
のはずですから。
やる気のあるなしに関わらず「最初の一歩をやる」というのが大事。
それでも、
できる時もあれば、できない時もあるでしょう。
当然です。
私たちはロボットではなく、
人間なので。
そこで大事なのは
「一切、自己否定はしない」ということ。
最初の小さな一歩を進めたなら、
「できた自分を自分で認める」。
できなければ、
「またやればいいさ」と受け入れる。
もしくはハードルを下げる。
自制心は低いままでいい
成果が得られないのは「自制心が低いから」です。
自制心が低いことを
「ダメだ」なんて思わないでくださいね(自己否定ですよ!)。
また、だからといって、
「もっと頑張ろう」と思ったところで自制心は急には高まりません。
「一つひとつ、やる」
そして、
「できたことを認める」。
「理想を高く」とか
「逆算思考」とか
「目標を明確に」とか
そういうのは、
「前に進んでいる」という感覚を自分で作れるようになってからで充分です。
まずは、
「やりたいこと」
「目の前のやるべきこと」
それを具体的な行動に落とし込んで、
段階を細かく分けて
最初の一歩のハードルを極限まで下げて、
やる。
やった自分を認める。
できなかったときには、さらにハードルを下げる。
決して、
「できない自分はダメだ」とか
「モチベーションが低い自分はダメだ」という
自己否定はしないでくださいね。
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