鬱病の原因は「復讐心の否定」

鬱病の原因はストレスとも言われていますが、そんなのは何も言っていないのと同じ。

鬱病の根本原因は「復讐心の否定」です。

1.心が病んでいるわけではない
2.異常なのは何か?
3.新しいプログラムをインストール
4.ストレスに対する考え方が間違っている
5.落ち込むことによって相手を攻撃する
6.復讐心の機能
7.復讐心の否定により自分を攻撃するメカニズム
8.怒りの正しい処理方法

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1.心が病んでいるわけではない

「鬱病」とか「精神疾患」という言葉がありますが、そもそも前提が間違っているので、いつまで経っても「心が病んでいる」という状況から抜け出せない状況をつくり出し、さらに心を病む人を増やしてています。

どういうことかというと「異常なのは心ではない(心が病んでいるわけではない)」ということです。

「心が病んでいる」という前提が間違っている。

「心が病んでいる」と言われれば、多くの人は「自分の心を治さなきゃ」と思ってしまいがち。

でもそれではうまくいかないです。

なぜなら心は、懸命に自分を守るための「正常な反応」をしているだけだから。

それなのに心を悪者にするのはかわいそうですよね。

「異常なのは現代社会の環境の方」

という前提に立たないと、何をやっても的外れになってしまいます。

「鬱は心の風邪」という悪意に満ちた言葉がありますが、それは措いといて…

風邪をひいたとき、体はだるくなり熱が出ます。

体がだるくなるのは活動量を減らしてリソースを免疫機能に集中するため。

熱が出るのは、それによって病原体を殺すため。

それなのに、栄養剤や興奮剤や解熱剤を摂取して、元気になったような気になって活動するから風邪がこじれてしまう。

つまり「だるくなって熱が出る」という「正常な反応」を抑えると風邪が悪化します。

同様に、鬱の「落ち込む」という正常な反応を抑えて元の環境に戻ろうとするから悪化するのです。

落ち込むことはダメなことでも異常でもないんだということです。

風邪の場合は、無理して活動しても体が元気であれば病原体に対抗できるので、多少こじれてもたいていは治ります。

でも、鬱は違います。

原因が環境にあるのだから、いくら薬やカウンセリングで元気になったような気になっても、すぐにリバウンドしてしまいます。

じゃあ、環境を変えればいいのか、というとそうではなく、現代社会の環境はどこに行っても(心のプログラムにとっては)「異常」です。

つまり、「超正常刺激」に満ち溢れている。

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2.異常なのは何か?

超正常刺激とは「自然界には存在しないのに本能が反射的に作動してしまう刺激」です。

現代社会においては、
・多すぎる人
・しかも、知らない顔を毎日見る
・しかも、すれ違ったり電車で密着したり
・SNSでは自分よりも優れたように見える人が大量に目に入る
・大きすぎる音
・明るすぎる夜、強すぎる光
・知らなくてもよいネガティブなニュースが常に耳に入る
・長時間拘束されてやりたくないことを強要される勉強や仕事
・美味しいけれど栄養の乏しい食べ物

などなど、心のプログラムが適応した環境とはかけ離れた強い刺激を受け続け、心の(正常な)警報機が鳴りっぱなしの状態です。

つまりストレスフルな環境。

ストレスとは「生命を脅かす刺激」です。

そして、ストレス反応とは「生命の危機に対する反応」です(詳しくは後に述べます)。

私たちの心が進化した環境にも大きなストレスがありました。

でも、そのストレスはどんなに強くても一時的(猛獣と対峙している時など)。

ストレスフルな状況に直面して命を落とすこともありましたが、そこから逃れて群れに帰り、全て顔見知りの仲間たちと毎日遊ぶように暮らして夜は焚火を囲んで食事して歌って踊って過ごすことで、どんなに強いストレスであってもその都度解消できていました。

でも今は、そんな狩猟採集生活の時代(心が適応している環境)のようには解消できません。

つまり問題は、現在の過剰かつ慢性的なストレスが解消しきれていない、ということです。

でも「もっといいストレス解消法を探せばいいのか!」というのは、屋根の雨漏りを直さずに濡れている床を頑張って拭いているようなもので、解決になりませんよ。

じゃあ、どうすればいいのか?

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3.新しいプログラムをインストール

幸い私たちの脳は「可塑性」といって、大人になってからも神経が成長して新たなネットワークをつくる能力を持っています。

つまり、本能的な心のプログラムやトラウマ的な心の傷を持ちながらも、新たなプログラムをインストールできる、ということです。

ここで勘違いしてはいけないのは、コンピュータと異なり、元々のプログラムは無くならないということです。

だから、新たなプログラムをインストールしたとしても、本能的な反応やフラッシュバックは依然としてある、ということです。

それを受け入れながら、少しずつ新しいプログラムの神経回路を強化していきます。

森の中のけもの道のようなものです。

通れば通るほどその道が通りやすくなるけれど、元々の道も無くならない。

ここで、元々の反応が出てしまった時に「こんなに頑張っているのに変わらないなんて、ダメだ」と思うと逆効果になってしまいます。

できていることに着目して、一歩一歩進んでいる自分を認めていきましょう。

具体的な方法については、後で詳しく述べます。

まず、「ストレス」に対する捉え方を変えていきましょう。

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4.ストレスに対する考え方が間違っている

既に述べた通り、ストレスとは「生命を脅かす刺激」で、ストレス反応とは「生命の危機に対する反応」です

ストレスを受けた時に作用する主なホルモンとして、コルチゾールとデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)があり、両方ともストレスを受けた時に副腎から分泌されます。

両方とも重要な役割を担うのですが、以下のような違いがあります。

【一時的な作用】
コルチゾール:糖代謝、脂質代謝(体と脳がエネルギーを使いやすい形にする)
DHEA:脳の成長促進、傷の治癒を促進、免疫機能を高める

【長期的には…】
コルチゾールの割合が高いと… 免疫機能の低下、うつ病の症状
DHEAの割合が高いと… 不安症、うつ病、心臓病、神経変性などのリスク低下

コルチゾールは、身を守るための「火事場の馬鹿力」が必要な緊急時にこそ役に立つホルモンです。

鬱病の人は慢性的なストレスに対して、緊急時のような反応をし続けているということです。

これは、「ストレスのマインドセット介入」によって変えることができます。

「ストレスは心身を消耗させる」と捉えていると本当にそれが実現してしまうし(コルチゾールの割合が高まる)、

「ストレスには良い効果もある」と捉えていると本当にそれが実現してしまいます(DHEAの割合が高まる)。

マインドセットは、自分の経験をどのように受け止め、どのような決断を下すかに大きく影響を及ぼしています。

マインドセットは、思いがけない状況や誰かの言葉などがきっかけとなって、生まれたり強化されたりしながら、健康や幸福や寿命といった長期的な結果にも影響します。

「ストレスは害になる」と考えていると…
・ストレスに向き合おうとせず、ストレスの原因についてなるべく考えないようにする
・ストレスの原因に対処しようとせず、ストレスを紛らわそうとする
・ストレスを紛らわすために、酒や買い物やギャンブルや恋愛などに逃げたり、依存したりする
・ストレスの原因となっている人間関係や役割や目標に対して、努力したり、意識を向けたりするのを止める

要するに、現実逃避する。

それが、悪循環となり、疲労が促進され、自制心が低下し、自己破壊的な気晴らしでごまかし、充実感や人生に対する満足度・幸福感が著しく低下し、孤立してしまいます(ストレス生成の悪循環)。

また、「ストレスを感じる自分はダメだ」と自己否定してしまうと、自分がもっと頭が良ければ、強かったら、まともだったら…こんなにストレスを感じなくてすむのに、と自分を責めて鬱病のリスクが高まります。

ここで、とても重要なことを述べます。

「ストレス反応は一つじゃない」ということです。

主なストレス反応は以下の三つです。

〇闘争・逃走反応:
身の危険を感じると、素早く行動を起こせるように、アドレナリン・コルチゾール分泌、交感神経活性化、五感が研ぎ澄まされ、心拍数増、呼吸早く、筋肉緊張、消化機能等の緊急的ではない機能は低下・停止(その場を生き延びるために、火事場の馬鹿力)

〇チャレンジ反応:
ストレスはあっても危険が無い場合、アドレナリンは分泌されるが、DHEAの割合高くなる、自信が強まり、集中力が高まり、進んで行動を起こし、最高のパフォーマンスを発揮し、経験から学ぼうとする

〇思いやり・絆反応:
オキシトシン分泌、勇気が強まり、進んで人の世話をし、社会的な関係を強化、心臓細胞の再生や微小損傷の修復を促進

どれも、とても重要な反応です。

ストレス反応の後、脳は数時間かけて神経細胞間の結合を「再配線」します。

ストレスの経験を記憶し、そこから学ぼうとするのです。

脳が情報を処理している間は、そのことを何度も想起したり、気分が落ち着かなかったり、恐怖やショックや怒りを感じたり、罪悪感や悲しみに襲われることもあります。

また、安心感や喜びや感謝の念を覚えることもあります。

体と脳はストレスを伴う経験から学び、「ストレス免疫」を高め、次に同様のストレスを感じた時に上手く対処できるようになるのです。

「ストレスは悪」として目を逸らしたり避けようとしたりすると、「闘争・逃走反応」に終始し、学びも少なくなり、時にトラウマとなってしまいます。

「ストレスから逃げる=逃走」という反応になっちゃうんですね。

そうではなく、ストレスがあるからこそから学びになる思っていると、「チャレンジ反応」や「思いやり・絆反応」に切り替わり、ストレス免疫の効果も高まり、経験からの学びも増えるていきます。

現在のストレスは、過剰で慢性的ではありますが、直接ケガをしたり命を落としたり、という危険はほとんどありません。

とはいえ、心は懸命に警報を鳴らし続けます。

過剰なストレスとは距離を置くことも大切ですが、全てのストレスを避けるわけにはいかないですよね。

そんな中で、ハードルが低いところから行動に移してみて、

「行動して、たとえ失敗しても安全なんだということを体験していく」という積み上げが、

「闘争・逃走反応」を「チャレンジ反応」に変えていくことになります(以前投稿した「コンフォートゾーンを広げる」と同じことです)。

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5.落ち込むことによって相手を攻撃する

失敗したら、落ち込むことがありますよね。

落ち込むのは「そのまま行動したらケガをしたり命を落としたりリソースが無駄になったりする」ことに対する心の反応です。

つまり、行動を抑制して自分を守るということ。

と同時に、受動攻撃という機能もあります。

例えば、誰かに何かを言われて落ち込むというようなこと、ありますよね。

落ち込むことによって、その原因となった相手に罪悪感を抱かせて、行動をコントロールしようという訳です。

それとともに、私たちサルの仲間が持っている「ミラーニューロン」が機能を発揮します。

落ち込んでいる人を見ると、同じようにネガティブな気持ちになる。

それで同情したくなる。

それが仲間であれば、「どうして落ち込んでるの?」となる。

すると「あいつにこんなこと言われた(された)」となる。

そして「それはひどい! みんなでやっつけよう!」となる。

良くも悪くも、人間の本質とは「私は虐げられた被害者である」というところからマウントポジションをとるところにあります。

そして、被害者として落ち込むということには、単なる心理的な受動攻撃にとどまらず、

実際、群れの仲間が加害者に対して復讐してくれるという機能があるのです。

今でもそういう機能が果たされることがあるように見えますが、

本来の復讐はそんなに生易しいものではありません。

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6.復讐心の機能

詳細を書くと長くなるので省きますが…

私たち人間の群れは、「高圧的な人」「自分勝手なわがままな人」「傲慢な人」「支配的な人」を「処刑」や「追放」によって排除してきました。

そこには、これまで何度か取り上げてきた「心理的リアクタンス」という心の本能的な機能が深く関係しています。

心理的リアクタンスとは、強制されたら反発する、我慢したら欲求や気持ちがより強くなる、という心理効果です(リアクタンス=抵抗)。

「勉強しなさい!」と言われたらやる気をなくす、アレです。

「覗いてはいけません」と言われたら覗きたくなる、アレです。

ダイエット中に甘いものを我慢したら無性に食べたくなる、アレです。

なぜ私たちは心理的リアクタンスという心の機能を持っているのでしょう?

支配的な人は、群れのメンバーに行動の禁止を求めます(行動の禁止=支配)。

ボスザル(アルファオス)が、他のオスが支配下のメスと交尾するのを邪魔したり、食べ物を独り占めしたり、居心地の良い寝床を確保する、というのを考えるとイメージしやすいです。

行動の禁止とは、多くの場合は欲求の禁止です。

やりたい、食べたい、寝たい、自由に振舞いたい…

そういう欲求は、生物学的目的を果たすために存在します。

つまり、「生き残り」「子孫を残す」ために欲求がある。

その欲求を禁止するのが支配的な人。

欲求を禁止されると、どうなるんでしたっけ?

そう、心理的リアクタンスが働きます。

欲求が強くなります。

でも、支配的な人が禁止する。

じゃあ、その支配的な人と対決するか?

それも危険です。

多くの場合、支配的になれるということは、強いということ。

強い人と対決するとこちらもダメージを負うリスクが大きいので、そんな力の対決は割に合いません。

そこが他のサルと私たちの大きな違いです。

支配的な人に恨みや憎しみを持ちつつそれを我慢し、攻撃したいという気持ちを抑える。

はい、また心理的リアクタンスの出番です。

恨み・憎しみが募って、復讐心が強くなる。

私たち人間は自己家畜化が進み、反応的攻撃性が弱まる代りに能動的攻撃性が強くなりました。

反応的攻撃性とは刺激に対してカッとなって殴りかかるというやつ。

能動的攻撃性とは、計画的・意図的に相手を攻撃するということ。

私たちのご先祖様は、支配的な振る舞いに対して、我慢して復讐心を募らせながら、陰で申し合わせて、計画的・意図的に支配的な人を処刑して生き残ってきたんですね。

自己家畜化が進みすぎて極めて従順になってしまった現代人(とりわけ日本人)にとっては、誰かに行動を禁止されたらそれに従う、というのがあまりにも当たり前になってしまっているのでピンと来ないかもしれませんが…

誰かにある行動を禁止された時に、それに抵抗しない者は、易々と支配されて子孫を残せなかったので、今を生きる私たちは全て復讐心を発揮したご先祖様の子孫であり、

結果的に私たちの心のプログラムとして、心理的リアクタンス(と復讐心)が深く刻まれたという訳です。

何かを強制されたり禁止されることに対し、それに抵抗したり怒りや復讐心を持つというのは、悪いことでも恥じることでもなく、本能的な衝動です。

それを我慢すると、心理的リアクタンスが働いて、抑えたはずの復讐心がなおさら強くなる、というのが心の仕組みです。

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7.復讐心の否定により自分を攻撃するメカニズム

私たちは欲求や気持ちを我慢します。

心のプログラムが進化した環境では我慢することが機能していました。

前項で述べたとおり、我慢を強いるような支配的な人が罰せられるような仕組みになっていました。

でも、現代は違います。

農耕が始まって以来、やすやすと支配者を処刑できなくなったので、支配・被支配の関係性が成立し、自己家畜化もさらに進みました。

それでも、基本的な心のプログラムは変わりません。

現代社会では我慢するとどうなるのか?

何かを強制されたり禁止されたりする

嫌な気持ちになる

ストレス反応

嫌だと言えないので我慢する

心理的リアクタンス

怒り・復讐心が募る

それを表に出すわけにはいかない

復讐心の否定

心理的リアクタンス

攻撃性が増す
・イライラする
・物に当たる
・人に当たる

という訳です。

強い者に復讐するのは自分一人ではできませんから、攻撃性は弱いものに向きます。

物に当たっているうちはまだいいです。

弱い人(子供・部下・後輩・パートナーなど)に向かっているうちはまだましです。

最も攻撃しやすいのは自分です。

自分を責める、否定する。

それがさらなるストレスになる。

ストレスがかかると自制心が下がる。

そうするとなおさら適切な行動が選択しづらくなり、得たい結果が得られず、そんな自分を責める(ストレス生成の悪循環)。

そこで、落ち込んで(鬱になって)「私は被害者!」という立場になったとしても、誰もその嫌な上司を処刑してくれない。

パワハラ上司を訴えても、部署や転職で人が変わっても、どこにも同じような人がいる。

「みんな我慢しているんだから」という訳の分からないキレイゴトで、我慢して頑張っても、多少環境を変えたとしても、鬱が治るわけがないです。

それは、復讐心を否定しているから。

まあ、それだけじゃないです。

・我慢しなければいけない
・言うことを聞かなければいけない
・迷惑をかけてはいけない
・こんなことくらいでストレスを感じてはいけない
・怒りを感じてはいけない
・復讐なんて考えてはいけない
・みんな我慢しているんだからわがまま言ってはいけない

みたいな、常識というか「キレイゴト」にとらわれていて、正常な心の反応を否定しているから、現代社会の環境に対応したプログラムのインストールを妨げているのです。

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8.怒りの正しい処理方法

何度も言います。

正しいのはあなたの「心の反応」です。

心が病んでいるのではなく、心はこの異常な環境の中で懸命に「正常な反応」をしているだけです。

正しいことを前提にして、それをよりどころしないと、問題が解決しませんよね?

それなのに、常識とかキレイゴトとか、みんながこうだとか、心理学的なエビデンスがどうだとか、言っているから、いつまで経っても同じことの繰り返しになってしまうのです。

まあ、それも私たちの心の正常な反応と言えますが、心のプログラムがミスマッチを起こしている現代社会で幸せに生きるためには役に立ちません。

じゃあどうすればいいのか?

心の反応を利用して、不適切なプログラムに気付いていきましょう。

プログラムとは、入力に対する出力です。

心のプログラムは、刺激(入力)に対する反応(出力)です。

反応の前提が「価値観(思い込み、信じ込み、刷り込み、潜在意識、固定観念、先入観、信念、信条、ビリーフ、認知の歪み)」です。

この前提が、本能的・無意識的・常識的であるので、私たちはそれに気付かずに、何の疑いも持たずに、「正常な反応」の方が悪者になっているのです。

前提の正しさを疑いましょう。

というか、正しい前提というのは「存在しません」。

心理学をかじった人が「それは認知の歪みですね」なんて、したり顔で言ったりしますが、この世に歪んでいない認知なんて存在しないんです。

反応が望ましくないのなら、その前提に気付いて、違う選択をする。

望ましくない反応というのは、ネガティブな感情や感覚や気持ちです。

怒り・恨み・憎しみ・嫉妬・辛さ・落ち込み・自己否定などなど

例えば「怒り」。

怒りという感情は前述した「闘争・逃走反応」の現われですが、私たちは怒りを我慢しています。

怒りを感じた、ということは、何かに我慢しているということ。

我慢していると、何度も出てきた心理的リアクタンスが働いて…(以下省略)

・何に我慢しているのか気付きましょう。

・そこにどんな思い込みがあるでしょう?
(他人に迷惑をかけてはいけない、失敗してはいけない、嫌われてはいけない、楽をしてはいけない、頑張らなくてはいけない、役に立たなくてはいけない、怒ってはいけない、不安に思ってはいけない、約束を守らなくてはいけない、恐怖を感じるからうまくいかない、自信が無いからダメ、焦ってはダメ、憎んではダメ、嫉妬してはダメ、後悔にさいなまれるから忘れたい、心配に思いすぎるからダメ、など)

・その思い込みは単なるキレイゴトで誰かにとって都合のよい価値観に過ぎないということに気付きましょう

・そして、思考や行動の選択基準はただ一つ
「あなたの人生がより豊かで満ち足りたものになにために「役に立つかどうか」」

です。

どんな感情を抱いていても、今どんな状況にあったとしても、「あなたの人生がより豊かで満ち足りたものになにために役に立つ」思考や行動を、可能な範囲で選択することができるはずです。

それを少しずつやってみる。

やったところで、命が脅かされたりケガをしたりするわけではない、つまり安全であることを確認する。

そして、また一歩踏み出してみる。

その繰り返しで、人生が変わっていきます。


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パワハラでメンタルダウンして人生に行き詰った公務員時代に心理学と出会って人生が激変しました。

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