「自分を大切にしましょう!」ってよく言われますが…、
自分を大切にしていますか?
「自分を大切にする」って
どういうことでしょう?
実は、これができてる人
本当に少ないし、
できないと
必然的に、辛さや悩みを抱えてしまう。
私か相談を受けてきた中で、
「自分を大切にしてますか?」
と質問すると、
9割以上の方が
「え、どうすればいいかの分からない…」
とおっしゃいます。
でも、これ
本当に大事なことなんです。
自分を大切にしないと、
他人を愛するのも長続きしないし、
そんな中で人の役に立とうとしても疲弊するだけです。
自分を大切にできない人の「勘違い」
自分を
大切にできない人って、
勘違いしてるんですよね。
自分を
「大切に思わなきゃいけない」って。
そんな風にカンチガイしてるから、
「どうしていいか分からない」
ってなっちゃう。
「大切にする」って
気持ちの問題じゃないんですよ。
「大切に思う」必要なんてありません。
心が疲れている時に
「自分のことを大切に思わなきゃ」
なんて、
なかなかそこに思い至らないし、
思えたとしても、
そんな抽象的なこと、
それこそ、どうしていいか分からないですよ。
だから、
もし、あなたが
「自分のことを大切にするってよくわからない」
のなら、
「大切に思いましょう」みたいな、
抽象的な根性論は、捨ててくださいね。
じゃあ、
どうすればいいのか?
具体的に考えよう
できるだけ、
具体的に考えましょう。
つまり、
「大切にする」というのを
具体的な行動に
落とし込む。
必要なのは、
「睡眠」「食事」「運動」です。
「自分を大切にする気持ち」とかは
当面、必要ありません!
私たち人間の
「基本的な欲求」を満たしてあげる。
それが
「自分を大切に」するということです。
例えば、
あなたがネコ🐱を飼っていたとして、
大切にするには、
ごはんとトイレと寝床と遊ぶ場所が必要ですよね?
どんなに
大切にする気持ちがあっても、
基本的な欲求を満たしてあげないと、
元気に過ごしてくれません。
あなたは
大人の人間なので、
自分で自分の
基本的な欲求を満たしてあげる必要があるし、
その能力があるはずです(ない人は他人に頼ってくださいね)。
最低限必要なのは、
「睡眠」「食事」「運動」です。
睡眠
まずは、
しっかり寝てください!
最低でも7時間以上、できれば8時間。
眠れない
という人も多いと思いますが、
部屋を暗くして、
目をつぶって横になっているだけでいいです。
眠れなくても、
音楽とかアロマとか、
工夫して、
心地よい時間を過ごしましょう。
食事
次は食事です。
三食しっかり食べる必要は
ありません。
必要なのは「栄養」です。
詳細は省きますが、
「お肉(又は魚か卵)・ミックスナッツ・フレッシュフルーツ」
を毎日食べましょう。
お腹いっぱいになるのは、
むしろ体に負担をかける「自分を大切にしない」行動です。
栄養のあるもの、
つまり「必須アミノ酸・必須脂肪酸・ビタミン・ミネラル」を充分とってくださいね。
心が喜ぶことに時間を使う
次は「運動」と
言いたいところですが…、
心が疲れている人は、
心が喜ぶことに時間を使ってください。
・散歩
・音楽
・自然とのふれあい
・動物とのふれあい
・好きな人との心温まる会話
など
無理に
「運動するぞ!」と頑張らなくても大丈夫です。
そうやって、
心と体を満たしていくと、おのずと前に向かって進む活力が生まれます。
活力が枯渇している中で、
「明日から毎日走るぞ!」
といくら強く思っても、
できないか、続かないか。
で、
自己否定の悪循環に陥りかねません。
だから、運動は、
心が元気になってからで大丈夫。
それまでは、
散歩程度で十分効果があります。
自分を大切にするのは、
・睡眠
・食事
・運動
の順番です。
その他「自分を大切にする具体的な行動」
他にも、
以下を参考に
「自分が心地よくなるような行動」や
「自分を大切にする具体的な行動」を
意図的に
選択してみてくださいね。
【自分を大切にするということ】
・大好きな人にしてあげるように
自分を扱う
・やるべきことではなく、
やりたいことをやる
・自分に嘘をつかない
・あたたかく過ごす
・おいしいものを食べる
(満腹感を求めるのではなく)
・疲れたら休む、
休んだ自分に感謝する
・体に触れるものを心地よいよものにする
・体をきれいにする
・お気に入りの服を着る
・我慢し過ぎない、嫌なことは嫌と言う
・自分をいじめる言葉は使わない
・・・
自分を大切にすることによって、
前に進む活力が生まれ、
他人のことも大切にできるようになりますよ。
自分が先です。
自分を優先して満たしていくと、
それまであなたを利用してきた人が怒りを抱いて不満を言ってくるけど、
もちろん、
そんな人からは離れた方がいい。
あなたの人生がより豊かで満ち足りたものになるためにお役に立てたら幸いです。
コメントを残す