【人生相談】夫のモラハラから子供を守るためにはどうしたらいいですか?

※個人が絶対特定できないように、
 必要に応じて、回答に支障を来さない範囲で相談内容を抽象化しています。

【ご相談内容】

毒母に育てられ、今は、夫のモラハラに、娘と共に苦しんでいます。
夫は私のやることなすこと全否定するし、提案はすべて却下され、人格否定も加わります。
夫の機嫌が悪い時には、うっかり話しかけた時に、攻撃的になって怒鳴られます。
夫は一人娘に対しては、「言うとおりにしないともう何も買ってあげないよ」みたいに、アメとムチでコントロールして、お菓子を与えたりアニメを見せたりする代わりに自分の言うことを聞かせます。
最近、娘は、失敗をビクビクと恐れるようになり、私と二人きりの時でも、服に食べ物をこぼした時などにはひどく落ち込んで、「お願いだからパパには言わないで」と懇願してきてかわいそうになります(もちろん、言うつもりなんて全くないですが)。
また、私には「やらねばいけない」という凝り固まった義務感があって、寝るのが怖いです。
休むことに罪の意識があって、責められているような気になります。
子供の頃から、日常的に母から「駄目な人間」だと受け取れる言葉をかけられ続けていました。
それで、自分は出来損ないだと塞ぎ込んでいたし、母の普通の会話の言葉が全て苦しかったし、思春期の感情をコントロールできなかったし、母とは違って交友関係が上手くこなせていない辛さが混ざりあって「わたしは死んだほうがいいのな」と母に尋ねたこともありました。
もしかしたら、私も毒母になっているのかもしれません。
娘の心を守るためにはどうすればいいでしょう?

【夫のモラハラから自分と子供を守る方法】

夫:もっとボクのことを見てよ~
娘:板挟みで苦しんでいる
私:「思い込み」が自分を苦しめている

子供にも自分にも夫にも
「理解者」が必要

「理解者」が存在しないから、みんな苦しんでいて、一番弱い子供が犠牲となる。

もちろん、「夫のせい」なんだけど、それを言って夫を責めても、何の解決にもなりません。

①娘の理解者になる

娘さんに相手(夫)の悪口や愚痴を言うのは悪手(言ってないようですが)
なおさら娘さんが板挟みになる。

相手から悪口を吹き込まれてているのなら、
ちょっと困りものですが…

それをも否定しない。
全てを受け入れる
「そっか~、パパがママのことそんな風に言っていたんだね」

評価しない、指示しない、命令しない、否定しない、
まずは、とにかく子供の言っていること、気持ちを、確認しながら理解する。
誘導もしない。
「ママはあなたの味方だよ」というスタンス。

そうすると「ママは私のことを分かってくれようとしている」と、安心します。

すると、徐々にこちらの言うことも聞いてくれるようになります。
しっかり信頼関係が築けるまで、じっくりお話を聞いてあげてください。
(時間はかかるかもしれないし、常にうまくいくわけじゃないので、続けてみてください)

②自分の理解者になる

ここが一番大事です。
ご自分に対してどんな言葉をかけているか?
その奥にどんな思い込みがあるのか?

例えば、
旦那さんの言う「否定的な言葉」
お母さんに言われた「ダメな人間」
お母さんに尋ねた「わたしは死んだほうがいいのな」
義務感からくる「〇〇しなければいけない」「〇〇しない自分はダメ」「休んではいけない」
それらがすぐに頭に浮かぶのかも知れません。

でもそれらは「正しいことではない」
誰かにとって都合のよい価値観やそれに基づく価値判断(意見)にすぎない。

その奥にどんな思い込みがあるのか?
自問してみてください。

例えば、
親の言うことを聞かないとダメ
ありのままの自分は愛されない
役に立たないと価値がない
愛されないと価値がない
生きる価値がない

それは「思い込み」なんです。

「そう思っちゃいけない」と思うと悪循環。

「やらなきゃいけない」と感じるのも
「休んじゃいけない」と感じるのも
「罪悪感」を覚えるのも
その奥に「思い込み」があるから。

ああ、そんな思い込みがあったんだな、と気付く。

じゃあ、別の選択をしてもいいよね?
心に自由を与える。

どんな感情を抱いてもいいし、抱かなくてもいい。自由。
どんな感情を抱こうとも、どんな行動も選択できる。自由。

感情が先じゃなくて、行動が先。

思考と言葉と行動の選択基準はただ一つ
「自分の人生がより豊かで満ち足りたものになるために『役に立つかどうか』」

「やらなきゃ」じゃなくて「やってもいいしやらなくてもいい」
休むことに罪悪感を持っていても
「休んでもいいし休まなくてもいい」

リラックスする行動を意図的に選択。
お風呂に入る、ストレッチ、落ち着いた音楽、深呼吸…
部屋を暗くして横になって目をつむる。眠れなくてもいい。
自分を責める言葉が浮かんで来たら、「私を守るためにありがとう」と感謝してもいい。
その考えが浮かんだら「それは単なる思い込みだった」と思い出して、別なことを考える。
考えるのを止める、というのは無理。
楽しいこと、好きなこと、何を考えるかを予め決めておくと良いです。 

それと勇気づけ、
乗り越えてきたことを認める。
できていることを認める。

③夫の理解者になる

同意する必要はありません!
理解しようとする「フリ」でいいです。
それも嫌でできないなら「②自分の理解者になる」に戻りましょう。

夫の言動によって、
・自分にどんな感情が生まれて、
・どんな言葉を自分に話しかけていて、
・その奥にどんな思い込みがあるのか? 
をしっかり分かってあげてくださいね。

つまり、
自分が自分の味方になってあげると、
心の余裕が生まれる。
 ↓
夫のことを分かってあげようとする余裕

その上で、
 ↓
夫の気持ち
・もっと認めて欲しい
・もっと尊重してほしい
・自分の欲求を察して満たしてほしい

旦那さんは、
いかに「自分が正しいか」「自分の方が上か」を示したい。

だから、「言うことがコロコロ変わる」

「正しさ」なんて、気分によって、状況によって、文脈によって変わりますので。
いちいち指摘したら、爆発します。

「なるほど、あなたはそう考えるんですね」
でOK

否定されたとしても、
「この人は自分の正しさを分かってもらいたくて必死なんだな」
「かわいそうに」
と「見下して」差し上げましょう。


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パワハラでメンタルダウンして人生に行き詰った公務員時代に心理学と出会って人生が激変しました。

「だれでもいつからでも幸せになれる愛と勇気の心理学」

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理想の人生を生きる人たちが増えるための取り組みをしています。

今まで、延べ2,000人以上の方々に、幸せになるための考え方、メンタルの整え方を指南してきました。

私自身、パワハラ、転職、離婚、メンタルダウンなど、様々な挫折や苦悩を経験してきました。

「自分はこの世に存在しない方がいいんじゃなかろうか」と絶望に打ちひしがれてとめどもなく涙を流したこともありました。

長年もがき苦しみどんどん人生が行き詰ってしまった末、「心理学」と出会い、人生が一転しました。

それまで、自己啓発や心理学っぽい情報を基に、良かれと思って頑張ってやっていたことが「逆効果」だったことに気付いたんです

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